日本でもようやく愛玩動物の食に対する規制が行われるようになりました。
それは、２００９年制定の「ペットフード安全法」です。
この法律は、今まできちんと基準が設けられていなかったドッグフードなどのペットの食事について、一定の規制を設けることになったものです。

その背景には、ペットフードに粗悪な食材が含まれている事例が実際にあったためでした。
アメリカでは大きな事件も起き、多くのペットが命を落とす事態だったのです。
そのためこの事件を受けて日本でもメラミンのような害悪な物質を規制しました。

しかし、肉骨粉などは現在に至るまで明確に規制されていません。
安価なペットフードには今もなお、疑わしい食材が使われているのです。
もしも今あなたが愛犬を飼育されていて、ドッグフードをお探しなら安全な食材を選ぶ意志が必要です。

また、肉骨粉などの疑わしい食材の産出源には病気や安楽死でなくなった動物の死がいも利用されていると言われています。
農薬を含んだ穀物に、死骸を食べさせているようなものです。
大切で一緒に年齢を重ねたいペットに、このような悪質なドッグフードを選ばないようにしましょう。
また、ペットフード安全法が今より厳しい基準を明示するように消費者が行動すべきです。