ドッグフードは基本的に乾燥しているものが主流です。
これは「ドライタイプ」と言われており、大容量で販売されているのもこちらのドライタイプです。
乾燥しているものは飼い主も取扱いしやすいので、以前から安定した人気があります。

また、犬の歯にも優しい加工がしてあるものもあり、健康管理にも最適です。
しかし、仔犬や老犬はこのドライタイプをうまく食べられない場合があります。
それはなぜでしょうか。
人間に置き換えるとわかりやすい問題です。
私たち人間も赤ちゃんの頃は歯が揃っておらず、胃も脆弱です。

一方の高齢者になると歯も弱くなりますし、消化にも負担を感じるようになります。
実は犬も同じなのです。
ドライタイプの硬いものがうまく食べられず、食欲が落ちてしまう犬もいます。

そんな時におすすめなのが、「半生タイプ」のドッグフードです。
こちらはドライタイプにやや水分を含ませているもので、触ると少し柔らかさを感じます。
そのため胃腸や歯などが弱い仔犬や老犬にピッタリの食事なのです。
その他にも病後などで弱っている犬にも半固体のドッグフードは食べやすいと言われています。
こうした様々なタイプのドッグフードがありますので、犬の様子を判断して時々見直してあげてください。