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ドッグフードのカロリーオーバーに注意

ドッグフードにはたくさんの種類があります。
その中には、ドッグフードのパッケージに「総合栄養食」という記載がされているものがあります。
総合栄養食は食事に大変適しており、カロリーや栄養素も計算されているものです。
そのため間食や目的食には向いていません。

総合栄養食ですから、犬が一回の食事にとるべきアミノ酸などの栄養素が濃縮されています。
この1回に取るべき栄養素は犬種や犬の年齢によっても大きく異なっています。
そのため多くの総合栄養食にはパッケージに仔犬用などの年齢対象などが書かれています
その他にもポメラニアンのように小型犬向けの製品も多く販売されています。

総合栄養食は忙しい飼い主にも優しい製品です。
飼い主がカロリーなどの計算をしなくても、必要量だけお皿に用意していけばOKです。
犬が空腹だったり栄養失調で悩まされる心配はありません。
しかし便利さゆえに一点注意も必要です。
それは食べ過ぎです。

カロリーが計算されているゆえ、食べ過ぎるとあっという間にカロリーオーバーになります。
食べ盛りの犬の場合、一度に食べる量も大変多いものです。
仔犬向けのドッグフードは少ない量でもカロリーが摂れるように計算されています。
食べ過ぎるようでしたら成犬用に切り替えましょう。

ご褒美でおやつを頻繁にあげる行為も注意が必要です。
犬はドッグフードよりもおいしいものをもらうとドッグフードを食べてくれなくなります。
どんなにお腹がすいていても、またおいしいおやつがもらえると思うと我慢し続けるのです。
時に空腹によって吐いてしまうこともありますが、そんな姿を見てまたおやつをあげてしまうと、どんどんドッグフードを食べなくなるという悪循環がうまれてしまいます。
おやつばかり食べていると簡単にカロリーオーバーしてしまいますし、栄養バランスも悪くなります。
犬の主食はドッグフードということを忘れずに、しつけの時だけおやつはあげるようにしましょう。