犬も現代の社会に生きて、人間と同じような健康トラブルが起こるようになりました。
例えば肥満やアレルギーなどの症状に悩まされる犬も多く、心を痛めている飼い主も多いのではないでしょうか。
私たちも、これまで以上に愛犬のためにドッグフードに関して慎重に選択すべきです。
犬の健康は食事から始まります。
安易なドッグフードの選択は、犬の健康に重大な負担を与えかねないからです。
そこで、ドッグフードの２つの基礎知識をご紹介しましょう。
この基礎知識を参考に購入してください。

まず１つ目は、犬が欲しがる成分についてです。
犬には炭水化物は不要です。
肉類の食事は人間ですと偏り、コレステロールの上昇などにつながります。
しかし、犬は異なります。
肉からタンパク質を摂取し、必須アミノ酸を得ているのです。
そのため肉中心の食事で栄養は補えるので、補えているのであれば炭水化物は要りません。
穀物がメインで含まれているドッグフードもありますが、犬は穀物を消化するのが苦手なため消化不良で体調を崩してしまう可能性が高くなります。
なので、炭水化物のみでお腹が満たされないように、飼い主は注意する必要があります。

２つ目は、水分についてです。
犬は猫に比べると、水分の摂取はやや少なめです。
そのため水分を多く含んだ食事は下痢などを引き起こす可能性があります。
水分は適度に補えれば十分ですので、水分を過剰に含むドッグフードは与えないようにしましょう。
基本的にはドライタイプのドッグフードが栄養バランスが良く、多くの家庭で与えられています。
カリカリと歯ごたえがあるので、あごを鍛えるのにも良いですし食べカスが付きにくいため虫歯予防にもなります。